財団の歩み

History

歩み

活発な研究から始まった交流の輪を広げながら、設立から一貫して日韓の相互理解に努めてきました。

1990年韓昌祐名誉最高顧問により、「財団法人 韓国文化研究振興財団」として設立。
1991年~主に日韓の学術・文化をテーマにした研究活動への支援を開始し、助成研究の記録論集として
『青丘学術論集』第1集を発行。以降、『青丘学術論集』は2005年の第25集まで続く。
2005年学術・文化などの研究に加え、芸術、スポーツといった分野にも積極的な助成を行うため、助成
範囲を広げることを目的に「財団法人 韓哲文化財団」へ名称変更。
2006年~広く文化交流を実現する個人・団体に支援を始め、以来、年間10組前後の個人・団体に助成基金
を授与する。
2012年内閣府公益認定等委員会から認定を受け、4月1日に名称を「公益財団法人 韓昌祐・哲文化財団」へ
移行。

過去の研究

日韓の歴史や文化についての『青丘学術論集』は、その資料的価値が今も高く評価されています。

日本と韓国は互いにもっとも近い隣国として、歴史的にも経済・文化のうえでも深い関係にあります。両国の国交が回復し、友好・同伴の新時代といわれる現代においては、相互のより深い理解が求められることから、財団設立当初より、それらの活発な研究の記録論集として『青丘学術論集』が発行されました。
『青丘学術論集』は、15年間で第二五集までを発行しており、多彩な研究陣による多岐にわたるテーマへの深い内容に、日韓の歴史や文化についての貴重な資料となっています。